約 1,822,426 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4420.html
郁乃「じゃあー、私適当に飲みもんとか買うてくるからー」(ふららー 京太郎「ぐっ……ククッ……耐えた……堪えきったぜっ……」 郁乃の猛攻に全体の三分の一近くの精神を失う……常人であれば(人間関係的に)死亡っ……! しかし京太郎、これを乗り切るっ……! 京太郎(……出掛ける前、保険を掛けておいたのが効いたっ……!) 自室のテーブルの奥深くっ……そこに所持する隠し財産! 京太郎(クク……クククッ……和や智紀を始めとする、あるカテゴリーに属する美女、美少女を集めた秘蔵本……。出版したはいいが、すぐに物言いがついたせいで発禁となった希少中の希少……!) 一時間前……郁乃達との待ち合わせに出発す一時間前、京太郎まさかのオモチ鑑賞……! それは体に余分な血を足すに等しい……! 下手をすれば高まった血圧による目眩、動悸息切れ……などを誘発する危険行為っ……! 京太郎「勝った……俺は、勝ったんだ、勝ったっ……!」(ポロ……ポロ…… 油断する……ここにきて京太郎……まさかの油断っ……! 恭子「……なあ、須賀君ちょっと聞いていい?」 京太郎「は、はい、どうしたんですか末原さん?」 恭子「うぅん、そんなたいしたこと違うよ。ちょっとさっき監督とやってたことについて聞きたいだけやから」 京太郎(そ、それって……う、腕に赤阪さんのオモチが引っ付いてたことか……!?) ざわ…… ざわ…… 京太郎(おそらく……末原さんはこう聞くはずだ……『腕にオモチが当たってたよね……気持ちよかった?』と……!) ざわ…… ざわ…… 京太郎(ククッ……なら俺が返す言葉は一択……これ以上なくシンプルっ……!) 京太郎、ここにきて二度目の油断っ……! 恭子の考えなら読める……そんな慢心……親しい仲という環境への甘えっ……! 恭子「…………あのな、さっき監督と腕組んでたけど――」 京太郎「…………ッ」 ざわ…… ざわ…… 京太郎、気付かない……恭子の質問には魔法がかけられていることにっ……! 恭子「腕にオモチなんて当たってへんかったでな?全然気持ちよくなかったでな?」 京太郎「いいえっ……そんなわけないじゃない――――ハッ!?」 肯定っ……京太郎、肯定してしまうっ……! 恭子「…………須賀君は正直者やね」(ニコッ 京太郎(す、末原さんの目が死んでる……)(ゾゾッ……! 恭子「フフ、ウフフフッ……」(ジ…… 京太郎「……す、すみませんでした、俺も…………やっぱり男のサガには抗い切れなかった――」 恭子「誰のでもええんやったら私でも――」(ポソリ…… ざわ…… 京太郎「え?」 恭子「フフ……なんでもないよ?ホント、なんでも……」(ジィー…… 京太郎「す、末原……さん?」 ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… 恭子「――――――クスッ♪」 末原ちゃんにはヤンデレ似合いそうという風潮……ないよね、すまん。 え?まともなバージョンはないんかい? どないしょ……ひとまず終われ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6294.html
IF 原作に行った京太郎 京太郎「Kで健夜義姉さんを思い出したがもっとこういうのに適した奴がいた」 カピー「……」 京太郎「なあカピー、お前実は喋れるだろ」 カピー「……」ダラダラ 京太郎「どうなんだ?」 カピー「パカパカ」 京太郎「ほぅ…あくまでシラを切るつもりか。だがなカピー、お前は今決定的な間違えを起こした」 カピー「パカパカ…!」 京太郎「普通のカピバラはパカパカなんて鳴かないんだよ」 カピー「パカパカ(まじかよ」 京太郎「ああ、まじだ」 カピー「パカパカ(…それで私の華麗な擬態を見破って何が聞きたい」 京太郎「…この世界はなんだ?」 カピー「パカパカ(実際の世界だ」 京太郎「実際の世界?」 カピー「パカパカ(そうだ。主の両親が生きていて、主はそこてま愛されて育つ。それが実際の世界の筋書きだ」 京太郎「待て待て、それじゃあまるで俺が居た世界が偽物に聞こえるぞ」 カピー「パカパカ(あの世界も所詮はIFの世界。人々の思いで紡がれた本来は存在しない世界だ」 京太郎「ふざけるな!それじゃあ何か?健夜義姉さんとの出会いも良子義姉さんとの約束も全てが嘘だと言うのか?」 カピー「パカパカ(嘘ではない。だが本来はあり得ない事だった」 京太郎「……」 カピー「パカパカ(私は主にこの世界で生きて欲しいと思ってる」 京太郎「なんでだ?」 カピー「パカパカ(ここには主を傷付ける者も居ない。駄目なのか、主?親の愛情に触れ、覇の後継者と共に平穏に生きたら?それが主の…」 京太郎「ナンセンスだ。俺は元の世界に帰る。絶対にだ」 カピー「パカパカ(だがそれは…また傷付くかもしれないんだぞ」 京太郎「それでもだ…俺にはこの世界の生活が眩しすぎる」 カピー「パカパカ(そうか…なら欠片を集めるといい。時を超え、次元を経ても主と交わした絆を持ちし者達はいる」 京太郎「……ごめんな、カピー。こんな駄目な主で」 カピー「パカパカ(全くだ。私の主はあの時からずっと私の願いを裏切っていく」 なでなで カピー「パカパカ(だがそれでこそ主だ。この****、いつまでも主と共にある」 京太郎「ありがとう」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/728.html
これで連休最後の場所になるが、俺は今鹿児島にある神社を探して右往左往している。 ここに関しては記憶がないから土地勘も何も無い。 ただ地図と目印さえあればいいので、目的地までそれほど苦労はしなかった。 でかい鳥居が見えて来て、それを潜って行く。 途中、人とすれ違った。 ここの巫女さんだろうか? 頑張って本殿までの道程を登っていったら声を掛けられた。 ナイスなおもちをお持ちの方でした。 「あの、参拝の方ですか?」 京太郎「ええ、ある意味墓参りですが。」 「?ここは神社なのですが……」 京太郎「ここに7歳くらいで亡くなった金髪の男の子はいませんでしたか?」 「!!……あの、一体どちら様でしょうか?」 京太郎「須賀です、須賀京太郎です、その反応を見る限り、何か心当たりがあるんですね?」 「……よく似てらっしゃいますね。」 京太郎「そうでしょうね。」 「……どうぞこちらへ。」 本殿の道程とは少しはずれて、普通の家らしき道程へと向かう。 京太郎「あの、何所へ向かうんでしょうか?」 「姫様のところです……」 京太郎「姫様?」 「姫様とは代々本家からの巫女を受け継いでいる神代小蒔のことです。」 京太郎「はぁ……それと、えーっと貴女は?」 「これは私としたことが……」 霞「申し遅れましたが、私、石戸霞と申します。」 京太郎「これはご丁寧に……」 霞「多分、姫様に会えば須賀さんの目的に沿うはずです。」 それだけ話してあとは口を噤んだ。 どうせ着けばわかるのだから。 家に着いたと思ったら石戸さんが家に入っていった。 霞「姫様お客様です。」 小蒔「はぇ?」 霞「お 客 様 で す」 小蒔「はいぃ!」 なんかやり取りがあったと思ったら誰かが家から出てきた。 これまたナイスなおもちをお持ちで…… 小蒔「この殿方がお客様ですか?」 霞「はい、ただ姫様というよりは……」 小蒔「寝れば良いのでしょうか?」 霞「はい、お願いしますね。」 神代さんが深呼吸をして目を閉じると、別人になったような気配がした。 神代さんが喋り出す、先ほどとは明らかに違う声で。 小蒔(?)「やあ、よくきたね。」 京太郎「お前か、やっと会えたぜ。」 小蒔(?)「何しに来たの?」 京太郎「なんていうか……そうだな、強いて言うなら墓参りとお礼だな。」 京太郎「お前には引っ張り上げてもらったしな。」 小蒔(?)「気にしないで、僕は君だから、だから引っ張り上げたんだ。」 京太郎「あと、なんで『俺達』と一緒にならなかったか聞いていいか?」 小蒔(京太郎)「まだこの人は安定しないからね……」 小蒔(京太郎)「だからまだ僕が付いててあげなきゃいけないんだ。」 京太郎「……いつ頃まで?」 小蒔(京太郎)「そうだね……君の寿命が尽きる前ってことは無いけど。」 小蒔(京太郎)「この人がお母さんになって、次代の巫女が育ったらかな?」 京太郎「元に戻るのは当分先だなー。」 小蒔(京太郎)「そうだね、早くお婿さん見つけないとね。」 小蒔(京太郎)「あ、でも、もしこの人に手を出したら承知しないからね?」 京太郎「うへ~剣呑、剣呑。」 京太郎「それより、お前は幸せだったか?」 小蒔(京太郎)「存在しない僕にそれを聞く?」 京太郎「それでも聞いておきたい。」 小蒔(京太郎)「……少なくともこの人の傍に居たいと思ってるよ、それだけ。」 京太郎「そっか、それならいいんだ。」 京太郎「最後にお前の墓参りに行くよ。」 「僕にお墓はないよ。」 京太郎「それでも行きたいんだ、お前は俺だからさ。」 「……好きにすると良いんじゃないかな?」 京太郎「好きにさせてもらうさ。」 小蒔「う~ん……」 小蒔「あ~おはようございます~……」 京太郎「神代さん、わざわざ、ありがとうございました。」 小蒔「いえ、私も久しぶりに会えましたので……」 小蒔「と、言いましても、顔や名前も声も、わからないのですが……」 京太郎「きっとまた、会えますよ、その男の子に。」 霞「それでは須賀さん、参りましょうか。」 京太郎「ええ。」 そう言って俺は石戸さんに連れられて本殿に向かい、お参りして帰った。 【重ならぬことを選んだ最後の一人】 京太郎(永水)・小蒔「「リンシャンツモ、スーカンツ、和了です。」」
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/105.html
. 尭深「お兄ちゃん、朝だよ」ユッサユッサ 京太郎「ぐへへ……おもち……」 尭深「お兄ちゃん?」トントン 京太郎「んー……おもち」モニュッ 尭深「きゃっ!」ビクッ 京太郎「おもち……おもち……」モミモミ 尭深「お兄ちゃん……やめてぇ」 京太郎「尭深?なんでそんなに不機嫌なんだ?」モグモグ 尭深「……知らない」 京太郎「?そんな不貞腐れしてると可愛い顔が台無しだぞ」 尭深「……お兄ちゃんのバカ」ボソッ 京太郎「尭深の料理もおいしくなったよなー、ここに来たときなんか……ぷくく」 尭深「お弁当あげないよ?」 京太郎「ごめんなさい俺が悪かったです」 尭深「……よろしい」ズズッ 京太郎「ところでさ、尭深は好きなやつとかいないのか?」 尭深「……私が好きなのはお兄ちゃんだけだよ」 京太郎「ははっ、嬉しいこと言ってくれるなー」 尭深「お兄ちゃん……は、どうなの?」 京太郎「俺か?うーん……いないな」 尭深「そう、なんだ」ズズッ 京太郎「うおっ!もうこんな時間かよ!早く出ようぜ!」 尭深「お兄ちゃんは忙しないね……」 京太郎「おっ桜咲いてる」 尭深「綺麗だね」 京太郎「だな、今年も花見するか?」 尭深「麻雀部のみんなとすればいいんじゃないかな?」 京太郎「はぁー……尭深はわかってないなー」 尭深「……な、にが?」 京太郎「桜の下で尭深のお茶を飲むから良いんじゃねえか」 尭深「そう……なの?」 京太郎「そうだよ、ってことで今年も二人で花見な、週末」 尭深「……ありがとう、お兄ちゃん」 京太郎「こっちこそいつもありがとな」 尭深「ううん、こっちこそ」 京太郎「いーや、こっちこそ」 尭深「……ふふっ」 京太郎「……ははっ」 翌日 京太郎「うわーん!助けてよ憩えもーん!」 憩「はいはい、どうしたんや?」 京太郎「昨日尭深と買い物行ったときに!」 京太郎「尭深、今日は何作るんだ?」 尭深「うーん……カレーかな」 京太郎「カレーとなると肉は……ちょっと奮発して高めの牛肉……それとも数を重視して豚肉……どっちにしよう」 京太郎「尭深はどっちがいい?」 尭深「えっ、何?」 京太郎「豚肉と牛肉どっちがいいかなーって」 尭深「お兄ちゃんの好きな方でいいよ」 京太郎「そう言われてもな……むむむ」 京太郎「よし、じゃんけんで決めよう!これなら後腐れ無いしな!」 尭深「…………」 京太郎「尭深?」 尭深「……あっ、ごめん、豚肉にするの?」 京太郎「じゃんけんで決めようと思ってたんだけど……豚肉の方がいいよな、よし決めた!」 京太郎「ってことがあったんだよー!」 憩「至って普通というか、仲良しさんやん」 京太郎「尭深が構ってくれないんだよおー!」 憩「尭深ちゃんもいよいよお兄ちゃん離れし始めたってことやないん?」 京太郎「まさか……彼氏ができたとか!」 憩「それは無いやろな……」 京太郎「尭深は可愛くて巨乳で優しくて巨乳で母性に溢れて巨乳で家事全般ができて巨乳で大人しくて巨乳なんだ!彼氏の一人くらいちょちょいのちょいに決まってる!」 京太郎「くっそぅ……どこの馬の骨とも知らんやつに尭深をくれてやるか……」 憩「もうここまでくると兄バカやな」 京太郎「俺は兄バカでもシスコンでもないわ!」 憩「じゃあお風呂は?」 京太郎「いっつも洗いっこして一緒に入る」 憩「ご飯は?」 京太郎「朝と昼は尭深、夜は二人で作る」 憩「寝るときは?」 京太郎「同じ布団で寝る!」 憩「いやもうおかしいやろ」 京太郎「どこがだ!至って健全な兄妹じゃないか!」 憩「尭深ちゃんも京太郎に嫌気がさしたんやろ……」 京太郎「嫌気だぁ?」 憩「そんなに気になるんやったら咏ちゃんにでも調べてもろたらええやん」 京太郎「おっ、そうだな!ナイスアイデア!」 京太郎「ってことで咏、よろしく」 咏「省略しすぎだろ!」 京太郎「一分一秒が惜しいんだ!ほらさっさと行け!」 咏「無茶苦茶すぎんだろ……あ」 咏「じゃあ礼としてこの前できたたこ焼き屋に連れてけよな!」 京太郎「尭深と行く約束してるから無理」 咏「何なんだよ一体!」 咏「ただいまー」 尭深「咏ちゃん、お兄ちゃんどうしたって?」 尭深「私のお弁当が不味い、とか……?」シュン 咏「たかみんが構ってくれないから調べて来て、だってさ、どしたの?」 尭深「あー……実はね……」 咏「ふんふん……なるほど……」 尭深「……ってことなんだ」 咏「じゃあアニキには問題ねえよって言っておくな」 尭深「うん、よろしく」 イケメン「須賀さんおるかー?」 尭深「あ……はい」 咏「おお、隣のクラスのイケメン君じゃん行ってきなよ」 尭深「う、うん……」トテトテ 尭深「な、何でしょうか?」 イケメン「この前できたたこ焼き屋行かへん?おいしいらしいで!」 尭深「あ……ごめんなさい、もう予定があるので」 イケメン「そうなん?ほなまた今度誘うわー」 尭深「はい、お待ちしております」ニコッ 咏(もう結婚すればいいんじゃねえかなあの兄妹……) そして週末 京太郎「春だ!桜だ!夜桜だ!」 尭深「晩ごはんできたよ、あとお茶、桜饅頭もあるよ」 京太郎「気が利く妹がいて嬉しいよ」ナデナデ 尭深「ふふっ、ありがとう」 京太郎「と言っても部屋の中からなんだけどな」 尭深「……ね」 京太郎「あれ?そういえばこんな湯呑あったっけ?」 尭深「それ……プレゼント、お揃いなんだ」 尭深「どの柄、ならお兄ちゃん喜んでくれるかな、ってずっと迷ってたんだ」 京太郎「えっと、じゃあ素っ気なかったのも迷ってたから?」 尭深「うん、咏ちゃんに意地悪しちゃダメだよ」 京太郎「謝っておく」 尭深「……よろしい」ズズッ 尭深「桜、綺麗だね」 京太郎「……ん……ぅ」コクコク 尭深「寝ちゃった、かな?」 尭深「…………」 京太郎「…………」Zzz 尭深「大好き、だよ」 尭深「……お兄ちゃん」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1867.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ 【衣と衣①】 衣「なぁきょーたろう」 京太郎「ん、なんです?」 衣「衣は衣だろ?」 京太郎「?まぁそりゃそうですね」 衣「うん、なら!」ピョンッギュッ 京太郎「わ、ちょ、なんですか」 衣「衣は身に纏うものだぞ!」 京太郎「もう。なんですかそれ」ナデナデ 衣「お気に入りの衣になれー」スリスリ 京太郎「はいはい」クスッ ------- 【衣と衣②】 京太郎「ただいまー、あーつかれた」 衣「おかえり!」 京太郎「ん?」 京太郎「お?」 京太郎「……もしもしハギヨシさん今うち「やめろ!」あいたっ!?」 衣「勝手に入ったのは悪かったが、いきなり強制送還しようとするな!」プンスカ 京太郎「いや、だって驚いたんですもん。して、なぜ俺のアパートに?」 衣「今日はお菓子のお礼に衣がきょうたろーにご飯を作ってあげるぞ!」 京太郎「いやいや、そんなんいいですって」 衣「遠慮はするな!」 京太郎「遠慮してないですよー」 衣「……衣の料理は、いやか?」 京太郎「あーちょうおなかへったし!もうきょーちゃんうごけないし!」 衣「そ、そうか!いま衣が作ってくるぞ!」パタパタ 京太郎(チョロい) 衣「またせたな!」パタパタ 京太郎「おお、これは……パチパチ音がしてたから何となくわかったけど、天ぷら?」 衣「熱々だぞ!さぁたべるのだ!」 京太郎「はーい、いただきます」サクッ 京太郎「……」サクサク 京太郎「衣さん」 衣「ん?どうした?」 京太郎「衣さんが今回作ったのは純粋なものですが、世間では中にエビや大葉、サツマイモをいれて揚げるものもあるそうです」 衣「そうなのか!今度作ってみるぞ!で、こんかいのはどうだ?」 京太郎「サクサクで、もう、食感最高です」 衣「ほんとうか?」 京太郎「ええ、食感サイコーですぅ、もう全部食べちゃっていいですか」 衣「いいぞ!」 京太郎「じゃあガツガツげふっサクサク」 衣「あ、あんまり急ぐからむせるんだ!」 京太郎「すいまゴホッせんケホッあんまりにケフッおいしいから」 衣「おかわりあるぞ!」 京太郎「……」 衣「お粗末さま、だ。食いしん坊だなきょうたろーは」 京太郎「コヒューッコヒューッ」 衣「また作ってあげるからな!」 京太郎「?ぁい……」 ------ 【HAGISING】 衣「ー♪」パタパタ ヤン1「やべぇ、あの子超可愛い」 ヤン2「あれだな、頭なでてあげたくなるな」 ヤン3「あの小ささなら抵抗できないだろ。ヤっちゃうかw」 ヤン1「えっ」 ヤン2「YESロリータNOタッチ」 ヤン3「キモッなにいってんのおまえ。穴ありゃ何でも一緒だろw」 ヤン2「いやいやそれはさすがに……」 「私の主に近寄るな」 ヤン1「!!」 「私の主に近寄るな」 ハギヨシ「私の主からはなれろ」 ヤン3「うぜっ」バキッ ドカッバキッゴキャッボキッ ドサッ ヤン3「うぜーこと言ってるからだよ執事さんw」 ヤン1「おまっ天下の往来で」 ヤン2「なにやってんだよ!そりゃこの人も怒るよロリコンの風上にもおけねー発言してたもんお前」 ヤン3「いやおれロリコンじゃねーし。よーしお前らあのガキを「走狗め」!!」 ハギヨシ「イヌでは私は倒せない」グチャグチャグチャグチャ ヤン3「お、折った腕が戻って……!!」 ハギヨシ「執事を倒すのは、いつだって主だ」 ● ● ヤン「「「ひ、ひいぃぃぃい!!」」」 ヤン3「な、なんだよあれ!なんだよあれ!!」 ヤン1「腕がグロい治り方してた」 ヤン2「ロ、ロリコンの怒りに触れたことで正義の心が怒りに目覚めてスーパーロリコン人に!」 ヤン3「おめーは黙ってろよ!!言ってる場合じゃねーよあれマジのバケモンだぞ!」 ハギヨシ「よく言われる」 ヤン「」 ハギヨシ「その化け物に手を出した気様らはなんだ。イヌか、人か、それとも人間か」ガシッ ヤン3「ひぐぁっ!?」ミシィッ ミシミシミシミシミシ ブチィッ ヤン1「」 ヤン2「神よ我をお許しくださいロリコンの教義に背いた私をどうかごじひを」 ハギヨシ「髪引っこ抜いただけで気絶か。これからはカッパとして生きろ。良かったな、化け物の仲間入りだ」ポイッ ハギヨシ「担いでうせろ。二度と我が主に近寄るな」 ヤン1.2「は、はいぃぃい!!」 ハギヨシ「しまったな、ノリで衣様を主と言ってしまった。透華様にどう言い訳しよう」 -------- 【天然カイザー】 ケース1「KY」 一「……」ショボン 透華「元気だしなさいな、一」 純「あんなに落ち込んでるの久しぶりだなぁ」ヒソヒソ 智樹「あんな風に言われたら、誰でも落ちこむ」ヒソヒソ 衣「むぅ」 京太郎「お邪魔します、呼ばれてきました……ん?」 衣「お、おお、よくきたな」 京太郎「は、はい。(何かあったんですか?)」あいこんたくと 衣(仕事のミスで叱られたらしい。そっとしてやってくれ)あいこんたくと 京太郎(わかりました) 衣「ん、じゃあさっそく、麻雀しよう」 京太郎「はい」 衣「ん?あ」 京太郎「すべてを犠牲にしてでもおれは、かぁつ!!!」ゴッ!!!! 純智樹「」 一(すべてを犠牲に…そんな覚悟がないから私は)しおしおしお 透華「あぁ、一!おちこまないでくださいまし!」 衣「京太郎」 京太郎「どうしたぁ!」 衣「きょうは、しずかにやろう、な?」ナデナデ 京太郎「わかったぁ」ボソボソ ケース2「たまーに致命的なミス」 京太郎「どうでしょう」 ハギヨシ「……」ドキドキ 衣「…京太郎」 透華「ハギヨシ」 純「ハギヨシだな」 一「京太郎くん」 智樹「須賀くん、かな」 ハギヨシ「また、負けた」ガクッ 京太郎「んー、今回のクッキー勝負は普通に負けてると思ったんだけどなぁ」 衣「でもこんなにおいしいぞ!」サクサク 透華「一度どんな風に作ってるかみてみたいですわね」 京太郎「おれはいいですけど」 ハギヨシ「もっと、試行錯誤を」ブツブツ 純「ハギヨシー、おーい……だめだ、また自分のからに閉じこもった」 智樹「かわいそうなハギヨシ」 一「京太郎に票入れた私たちがいうことかなぁ?」 衣「というわけで、今日は衣が見学するぞ!」 京太郎「はい、面白いかはわかりませんが。では開始します。」 京太郎「……」くわっ 京太郎「生地にバター10!20!30!40!50グラムダァ!!」ドカドカ 京太郎「小麦粉200!砂糖大さじ三杯塩ひとつまみ!!」 衣「はげしいな」 京太郎「」ピタッ 衣「ど、どうした?」 京太郎「塩と砂糖、逆だぁ……ぐぁああああ!!」ライフ0 衣「作り直そう、な」 京太郎「うぐぅ……」メソメソ -------- 【ハギヨシと京太郎、休日にてぶらぶら】 京太郎「あ、どうも」 ハギヨシ「おや京太郎くん」 京太郎「街中で会うなんて偶然ですねぇ」 ハギヨシ「そうですね。なにやらお嬢様に休暇をいただきまして、なにをすればいいのかもわからずぶらぶらと」 京太郎「んー、俺は本を買いに行く途中ですけど、もし時間があるなら一緒にきますか?」 ハギヨシ「本ですか、最近読む本がないと思っていたところです。ご一緒させていただきましょう」 京太郎「最近、俺龍門渕に入り浸りですよねー」 ハギヨシ「おや、ご不満でしたか?」 京太郎「いえ、そういうことではなくて、もう龍門渕生徒みたいだなーって、なーんて、あはは、あそこ女子高ですしねー」 ハギヨシ「おや、転校しますか?」 京太郎「へ?」 ハギヨシ「いえ、転校しますか?と」 京太郎「いや、俺は男ですよ?」 ハギヨシ「そうですね?」 京太郎「あそこはお嬢様校で、俺はいわゆる一般庶民です」 ハギヨシ「そのようです」 京太郎「無理です」 ハギヨシ「できますよ?」 京太郎「え」 ハギヨシ「え?」 京太郎「さ、本屋に行きましょう」 ハギヨシ「おや?京太郎くんどうしたのですか?おーい」 ----------- 【宥ねえのように胸が大きくならないかハギヨシに相談する衣】 衣「なぁ、ハギヨシー」 ハギヨシ「どうなさいました?衣様」 衣「胸を大きくするにはどうしたらいいのだ?」 透華「ブーーーーーーーッ」 衣「……どうしたのだ透華、紅茶を吹き出して」 ハギヨシ「お口に合いませんでしたか?」 透華「なんでもゴホッないですわゴホッ」 衣「そうか。でだ、ハギヨシ。このまえの旅行で阿知賀のあったかいの。アレにくっつかれた京太郎は嫌に嬉しそうだった」 ハギヨシ「そうでしたか?」 衣「うむ。で、なんかわかんないけどもやもやしてくやしい」 ハギヨシ「おやおや」ほっこり 衣「だから衣も大きくなって京太郎をでれでれさせてやるのだ!」 透華「」ズルッビターン 衣「透華どうした!?椅子か、転げ落ちるなど!?」 透華「いたたた……だ、大丈夫ですわ」 衣「そ、そうか?うむ、でだ、ハギヨシ、いい案はないか?」 ハギヨシ「一つございます、お耳を拝借」ゴニョゴニョ 衣「なぁ、きょうたろー」 京太郎「はい?」 衣「衣の胸を吸ってくれ」 京太郎「ブーーーーーッ」 ハギヨシ「」ほっこり 透華「ハギヨシーーーーーーーーー!!!」 --------- 【もし咲-saki-が格ゲー主流の作品だったら】 司会「白糸台VS清澄!試合はクライマックスを迎えております!」 淡「」ガチャガチャガチャガチャ 咲「」タンタンタンタンタンタン 和「互いに、相手の次の行動を感で読んで行動をしている!」 誠子「凄まじい戦いだ、もはやコマンドが目で追えない」 久「勝てる、勝てるわ!白糸台に!」 尭深「がんばれ、淡……!」 まこ「相手も強いわ、攻撃を的確にガード、反撃をしとる」 菫「相手の方、カウンター主体か。淡、先責めするな」 優希「いっけーーーー!!」 照「咲……」 京太郎「あー、また負けちゃった」 衣「ふふーん、衣はつよいだろー!」 京太郎「うぁーだめだー、気分転換に麻雀しましょう」 衣「えー、麻雀難しいからやだー!」 京太郎「うー、でも身近に麻雀できる人ハギヨシさんとアカギさんしかいないから、あと一人いないと四人うちできないんですよー」 衣「その二人なら今頃外でリアルファイトしてるぞー」 京太郎「なんでアカギさんまで!?はぁ、しゃーない、もうちょい格ゲーしますか」 衣「わーい!」ジョインジョイントキィ 京太郎「咲たち、勝ってるかなぁ」ジョインジョインジョインジャギィ ------- 【もしお城デートの時ヘルカイザーコートだったら】 松本城デート 衣「あ、いたー!きょうた、ろ?」 京太郎「」コォォォォ… 衣「か、変わったコートだな。おーいきょうたろー」 京太郎「む、あぁ、衣さんか」 衣「む、なんだその言い草は」 京太郎「済まない、寝不足、でな」 衣「むー、しゃべり方が変だぞー」 京太郎「普段通りさ」 衣「そんなわけないけどなー。それより、変わったコートだな。異様に似合ってるけど」 京太郎「外行き用はこれしかなくてな」コォォォ 衣(しかしあのコート、なぜ支えもなく広がっているのだ?) 衣「まぁいいや、さ、いくぞ京太郎」 京太郎「あぁ」こぉぉぉぉ… ------- 【ドジカイザー】 京太郎「ふはははは!ロオォン!」 一「うわっ、シャボは読めないやぁ」 京太郎「ふはははは!これで一位を200点まくってトップだぁ!」 透華「いえ、それだと400足りなくて二位ですわよ?」 京太郎「」 衣「また符計算間違いかきょうたろー」 京太郎「」ショボン 一「いじけちゃったね」 純「同じミスで七回トップのがしてるからなー。しかしあいかわらずあいつの作る菓子はうまい」 智紀「今日は、どーなつ」 一「あー僕ドーナツ大好きなんだよねー!」 純「……あれ?一人二個のはずなのに一つ多いな」 京太郎「」ビクン 智紀「間違えちゃったんだね、数」 京太郎「」めそめそ 衣「あー!衣が三つ食べるー!」 一「まぁ、結果オーライだね」 京太郎「俺は……俺は!ドジりたくないぃぃぃぃ!!!」 純「いや、そう言われてもなー、この前だって……」 -ちょっと前のこと- 京太郎「うぅぐぅぅ」ふらふら 透華「どうしたのですか?目の下にお化粧して呻くなんて」 京太郎「ねぶーそくーなのーだー」よろよろ 一「先週きた時もちょっと調子悪そうだったよねー」 京太郎「今日はー、ねれるー、おかしー、つくるー」くるくる 一「あ、そういえば衣が飴細工の城を食べたいとか言ってたよねー、もしかしてそれ?」 京太郎「そーなのだー」狂狂 透華「飴細工の城って、もしかしてそれを調べてて寝不足?なんとまぁ、バカとはいいませんが、自分のこと考えなさいな」 京太郎「きっちんー、いかなきゃー」おろろろ 透華「って、聞いてないし」 一「こんなになるまでやるなんて、全くとんでもない衣バカだねー」 京太郎「じゃー、いくぞー」ガシッ 透華「えっちょっま!?」 一「な、なんで担がれたの!?」 京太郎「あめをー、ねるぞー」ズカズカ 透華「は、はなしてぇ……!」 純「ってことがあったな」 一「なんでかついでったんだろ。あれ」 智紀「…まな、いや、なんでもない」 --------- 【清澄でヘルカイザー】 京太郎「お、きた!ツモ!三 倍 満 !」 優希「じぇー!?」 咲「うわっ、親かぶりだよー!」 まこ「うっげぇ、この終盤に」 和「須賀くん、最初の配牌からよくここまでこれましたね」 京太郎「へへ、運が良かったな。このメンバーから始めて一位が取れるかも!」ワクワク 優希「ぬうぅ!やらせはせん!やらせはせんじょー!」 咲「そう簡単には勝たせないよー?」 まこ「うむ、超えるべき壁は高くなきゃなぁ!」 京太郎「っちー、勝てる気がしない。む」 まこ「ん?これは…」 和(おお、須賀くん、配牌時点でタンヤオ気味の二向聴。サクッと流して勝てますよ) 京太郎「よーし」タンッ まこ「ロン」 咲和優京「は?」 まこ「す、すまん、人和じゃ。いや、なんか、本当にすまん」 京太郎「」 和(ひ、ひどい……トップから一気にラスに) 優希「さ、さすがに同情するじょー」 咲「あ、あー、と……」 和(最後の親は咲さん、トップの染谷先輩とは50000近い差、これは……) 京太郎「……たくない」 京太郎「俺は!負けたくなぃぃぃぃ!!!」 「!?」 ドバァッ 咲(な、な、な、なに!?変な黒いのがまとわりついてっ!) 優希「あ、あわわわわわ」 まこ「く、空気が重くなりよった」 和「す、須賀くん。納得できない心情はよく理解できますが、叫ばなくても」 京太郎「」ゴッ!! 和(……今、黒い何かが見えたような) 京太郎「コォォォォ」タンッ! 優希(ひっ!?ば、バカみたいに重い配牌だじぇ!)タンッ まこ(んー、染手で大きくなりそうじゃが、そうなると遅いしのう。よくはない) 咲(は、牌が震えてる) 京太郎「一瞬を、永遠に」タンッ 優希(うぐ、は、牌が鉛みたいに重いじぇ) まこ(ッチ、嫌なところじゃな)タン 咲(な、なんか変だよこれ!はやくあがらないと!) 京太郎「クク、クハハハハハ!!!一カン!二槓!三連槓!!」 優希(なぬ!?この時点で三暗刻三槓子かくていだじぇ!?しかもドラが三つ!) まこ「何やら恐ろしいことになってきたのう(でも、まだアガりは遠い……)」 和(な、なんですか、これ。須賀くん、引きがおかしいです!有効牌しかツモってこない!) 京太郎「エヴォリューションリザルトカン!」 和(す、四暗刻四槓子!!あとはツモさえしてしまえば!) 咲「あ、ご、ごめんね京ちゃん」 京太郎「なに?」 咲「ロ、ロン。槍槓国士」バラバラバラ 京太郎「」 和「す、須賀くん、動きませんね」 まこ「そっとしといて、やりんしゃい」 --------- 【暑がりユウチャー】 玄「ただいまー」 玄「って、えっ?」 宥「暑いー」したぎー 玄「ちょちょちょちょちょ!?!?なんて格好してるのおねーちゃん!」 宥「あ、あついよー、体が火照るよー」 玄「あ、あつい!?何を血迷ったことを!おねーちゃんは何があっても防寒着を脱がない寒がり天使じゃないかー!」 宥「あっついよー、くろちゃあん……あいすー……」ポテン 玄「な、何が起きたのでしょう。と、とりあえずいわれたとおりにアイスを」テテテー 宥「ん……はぁ」ぬちゃ 宥「お腹の中が、熱いよぉ」 宥「人肌が恋しいよぉ……」 説明しよう!人を求める闇を蓄えたユウチャーは人肌恋しくなってしまったのだ! 玄「アイス持ってきたよー」がちゃり 宥「くろちゃーーーーん!!」ガバァッ 玄「えっちょっまっ」 アッーーーーーーー!!!! -------- 【ともきーハッピーバースデー】 衣「えー、こほん。ハッピバースデイトューユー!」 一「ハッピーバスディトゥーユー!」 純「ハッピバァスデェイディイア」 透華「智紀ぃぃぃぃぃぁぁぁああああ!!!!」 智紀「」ポカーン 「ハッピーバースデートゥーユーーーー」 パンパンパンッ! ハギヨシ「おめでとうございます、智紀様」 京太郎「(普通に俺混じってるけどいいのかな?)おめでとーございまーす」 智紀「ぇ、あ……ありがとう///」 透華「ぜーいん、貴女にプレゼントがありましてよ!」┣¨┣¨┣¨┣¨ 智紀「な、なにぃぃぃぃいッッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 京太郎(あぁ、またキャラがぶれてる智紀さん。透華さんは割と普段からあんなんだからいいや) 一「じゃーまずは僕から!よいしょーっと!」 智紀「これ、は?大きい」 一「開けてみてー」 智紀「ん…」ゴソゴソ 智紀「い、椅子?」 一「智紀、よくパソコンするでしょ?その椅子、ほんっとーに座り心地いいビシネスチェアーなんだよー!」 智紀「あ、ありがとう」 純「じゃーつぎ俺から!ほら!」 智紀「…キーボード?」 純「おう。最新式のやつだぜ!」 透華「わたくしは!なーんと大型ディスプレイ+スパコンを!ご用意させていただきました!」デーーーン!! 智紀「お、おぅ……すごい」 智紀(いやほんとうに、素直に嬉しいけど) 智紀(パソコングッズだけ、かぁ。そんなにパソコンばっかりいじってるイメージが強いのかなぁ) 衣「衣もあるぞ!」ごそごそ 衣「衣はなー、京太郎と選んだんだぞ!智紀、おめでとー!」キラーン! 智紀「こ、これは、めがね?」 衣「智紀に似合うのを選んだぞ。予備にしてくれ」 智紀(ブルーライトカットレンズだ) 智紀「ありがとう、衣」なでなで 衣「こ、子供扱いするなー」 透華(満更でもない表情)ほっこり 京太郎「さ、さいごは俺とハギヨシさんから」 ハギヨシ「見劣りするかもしれませんが、どうぞ」 京太郎「あんまり自信ないんですけど、はい」 智紀(袋…) 智紀「あけていい?」 京太郎「もちろん」 智紀「じゃあ……これは、カーディガン?」 透華「あら、かわいい。どこのブランドの品ですの?」 京太郎「いやじつは、手編みです」 純「なん…だと…?」 一「嘘!?これが!?」 ハギヨシ「彼のデザインセンスは素晴らしいものでしたよ」 智紀「き、着てもいい?」 京太郎「もちろん」 智紀「よいしょ……わぁ、ピッタリ」 京太郎「フリーサイズですけど、丈は適当に合わせておきました」 智紀「…ありがとう、京太郎くん、ハギヨシ」ニコッ 京太郎「いえいえ、お誕生日おめでとうございます、智紀さん」 衣「むー……ずっこい」 -------- 【一家に一人ヘルカイザー 宮永家編】 みょんみょん…←スズメの鳴き声 咲「う、うーん……あと五分ー」もそもそ 照「きゅー…きゅー…」 「ほら、起きろ、二人とも」 照「うにゃ、京ちゃん、おはよ」ぽけー 京太郎「はいおはよう。咲、起きろ、さーきー」 咲「一心不乱の大対局をむにゃむにゃ」 京太郎「ったく」 京太郎「エヴォリョーション目覚ましバーストグォレンダァ!」バチンッ! 咲「みゃう!?」 照「うわ、デコピン、痛そう」 京太郎「たとえあとで怒られるとしても!俺は!咲を起こしたいぃ!!」 咲「う、うゅー!痛いよ京ちゃん!」 京太郎「朝のあと五分は永遠になる」 咲「う、うー」 照「さ、朝ごはん食べよ、咲」 咲「うん……」 京太郎「今日は、両親さん、仕事で不在だったな、朝は俺が作った」 照「ありがとう。うん、美味しい」 咲(なんで私より美味しいんだろ)ブツブツ 京太郎「さて…今日こそ!俺は!かぁつ!!」ゴッ! 咲「む、まだまだ京ちゃんにはまけないよ!」 照「今日の罰ゲームは、だきまくらー」 京太郎「まだ始まってすらいないわ!今日こそかぁつ!」 咲「嶺上四槓子!」 照「八連荘!」 京太郎「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!」25000→0 照「さぁ、おとなしくだかれろー」わきわき 咲「えへへ、お邪魔しまーす」わきわき 京太郎「やめろぉぉぉぉぉおおお!!」 あの子を雇ってから姉妹仲が良くなって助かりました!(Mさん) ヘルカイザー京太郎!好評貸し出し中! (効果には個人差があります) ------- 【一家に一人ヘルカイザー 愛宕家編】 絹恵「は、は……クチュンッうぅ」ぐしゅん 洋榎「ふぁっくしょん!!うっぐぅ、喉痛くなってきたわ」くしゅくしゅ 京太郎「あー、花粉症の薬きれてるー」 洋榎「な、なんやて!?ホンマや!」 絹恵「えぇー、質より量いうてお姉ちゃんが使いすぎたんとちゃう?」 洋榎「んなわけないやろ!うぐー、今日は花粉多いしなー、外出るのは億劫や」 京太郎「あー、じゃあ俺買ってきます」 絹恵「え?カイザーも花粉症じゃん、大丈夫なの?」 京太郎「まぁ多分。いってきますね」 ガチャ バタン グォレンダァ!! グゥオレンダァ!! 洋榎「あれ、くしゃみか?」 絹恵「多分」 洋榎「絹、うちも行ってくるわ」 絹恵「うちも行く」 洋榎「うーん」ぐしゅ 絹恵「うにゅぅ……」くたー 雅枝「で、ついてったはええけど、花粉にやられて発熱て寝込んだと」 京太郎「そのようです。は、は……バーストォ!!」くしゅん 雅枝「お前それくしゃみかい。おちゃらけとるんとちがうか?」 京太郎「そんな悪趣味な真似はしません」 雅枝「まあまええわ。お前も養生しときな。まだまだうちの雇用は終わらんで」 京太郎「わかっていますよ」 こんな愛宕家 ----------- 【京太郎ガッチャになった日】 ガッチャ!楽しく麻雀しようぜ! 京太郎「清澄高校麻雀部一年、須賀京太郎!」 咏「ふふん、初日から遅刻するドロップアウトボーイには厳しい現実を突きつけてやるぜぃ、知らんけど」 麻雀王GX!(嘘 京太郎「んー、リーチ」タンッ 衣(ふむ、今日は、衣と打っているのに変な風にならないな、ちょっと寂しい) 京太郎「ツモってこないっと…うわ、いやなところだな」タン 衣「む、それだ、ロン」 京太郎「だぁっ!?」 透華「なんといいますか、ごく普通の麻雀してますわね」 一「だねー、にしても京太郎今日はついてないね、ダントツでラスだよ」 京太郎「うぐー、悔しいなぁ。でもまだ勝負はわかりませんよ」 衣「うむ!麻雀は最後まで何が起こるかわからない!」 京太郎「そう!さぁ続けよう!」 透華(とはいっても、トップの衣と点差は40000近い点数、一人沈みの状況下) 京太郎「っ」 透華(配牌もよろしくないようですね、ならば私は私で一位を目指すだけ) 京太郎(くぅ!配牌が悪い、チャンタ手か、ここから目指すとしたら、国士無双?いや、だめだ、おそらく)チラッ 衣「ふむ」タン 京太郎(この状況下、衣さんならほぼ間違いなく早上がりの綾牌を持っている、おそらくは自風の南) 京太郎(逆転は厳しい、でも!俺はこの配牌を、牌を、信じるぜ!)ズバッ! 京太郎(!これは)タンッ 一(!……なんとなく、だけど。何かしかけてくるかも)タンッ 京太郎「ポン!」 衣(九ソウ?なぜこのタイミングでこの鳴きを?) 京太郎(いくぜ!あとは自力だ!) 京太郎「ん、カン!」 透華(加槓ですか、一体何を狙って) 京太郎「」タン 一(いったい何を狙ってるのかな?あの目は一位を獲りにきてる目だ) 衣(この状況ならば、三倍満以上おそらくは、役満) 京太郎「!…」タン 衣(来たか!しかしならば逃げるわけにもいかない!セオリーなど知るか!真っ向から受けて立ってやる!) 衣「リーチ!」チャリン 京太郎(関係ない、まっすぐ上がりを目指すだけ!きた!) 一(ふ、雰囲気が変わった。いま、何か光ったような) 衣(勝負だ!京太郎!) タンッッ 京太郎「ロン、清老頭」 衣「!!」 透華「……危なかった、ですわね。申し訳ありません須賀くん。混一ドラ2、頭ハネ、ですわ」 京太郎「ダメだったかー」 衣「ほ、本当にきもが冷えたぞ」 透華「うぅー、この私が二位確しかできないなんて」ショボン 一「いや、ー、蚊帳の外だったなー」 京太郎「あー、でも、楽しかった」 カンッ!なお実際にあった話の模様 ------- 【とある龍門渕麻雀部の金髪親子】 透華「須賀くん、少しよろしくて?」 京太郎「はい?」 衣「む、とーか、いま京太郎は衣とへるしんぐごっこしてるんだぞ」 透華「ごめんなさい、衣。でも、ハギヨシはいま出払っているし、男手が必要で」 京太郎「俺は構いませんよ。ごめんなさい衣さん、すぐ済ませてきます」 衣「むー、わかったっ」ムスッ 透華「ではついてきてくださいな」 京太郎「はいー」 チクタクチクタク 衣「」 チクタクチクタク 衣「」イライラ チクタクチクタク 衣「」ゴッゴッゴッゴッ 透華「ええ、ハルコンネンをこのケースに」 京太郎「はーい。うわ、ジャッカルだ、すげぇ」 透華「それはハギヨシの獲物ですわ」 京太郎「えっ」 透華「しかし、須賀くん見かけより力あるんですのね」 京太郎「あー、ヒョロくみえますか?」 透華「いえ、そういうわけではないんですの。ただ、片手でヒョイヒョイ重い荷物を持っているので」 京太郎「あー、まぁ体動かすのが好きですからね」 透華「力こぶ、触ってもよろしくて?」 京太郎「いいですよー、んっ」ムキッ 透華「ぁ、すごく硬い」ツンツン 京太郎「へへーん、そうでしょう」 衣「何をしているのだ」ジトーッ 透華「」ビクン 京太郎「あ、衣さん、どうしてここに?」 衣「20ぷんもまったのに!きょうたろーこないんだもん!」プンプン 京太郎「あー、思ったより量があって」 衣「トーカと戯れてたくせにッ!」ムスーッ 透華「こ、衣、落ち着いて」あせあせ 衣「ふんっだ!」プイッ 京太郎「」ほっこり 透華(ほっこりしてないで助けてくださいな) 京太郎(え?俺ですか?じゃあー……) 京太郎「」ギュッ 衣「!?」 京太郎「じゃあ、一緒に仕事しましょう」ヒョイッ 衣「お、おー、たかい!」 透華(か、肩車) 京太郎「そこの上の箱、高くてとってください」 衣「ん!任せろ!」ヒョイッ 透華「」ほっこり 透華(はっ!?何時の間にほっこりと、これが、ほっこりパワー!) 京太郎「ありがとうございます。じゃあ、次は隣の小物入れを」 衣「うん!」ヒョイ 透華(あ、これは親子ですわ)ほっこり また別の日 京太郎「お邪魔しまーす」 衣「お、きょうたろーよくきたな!」BBAーーーーン!! 京太郎「」 透華「だめです!衣!上着を着なさい!」 一(む、僕の時はそんなこと言わないのに)むすっ 京太郎「こ、衣さん、なぜ一さんの私服を?」 衣「ぇっと……私服のこうかんだ!」ビシッ 衣(言えない、きょうたろーにみてもらいたいから、とか言えない!) 京太郎「そ、そうですか、よくお似合いですよ」 京太郎(やべぇ!めちゃくちゃ肌綺麗!そ、そして腰の微妙なくびれががががが) 京太郎(だが、おもちは、ない) 京太郎「あはは、ごめんなさい。ちょっと見慣れない光景だったからびっくりしちゃって。さぁ麻雀しましょう。今日は負けませんよー」 衣「あ、うん」しょんぼり 透華(こ、この格好の衣に対して淡白な!!認めませんわ!ここは切り札、ヘルカイザースタイルです!) 透華「衣、これを」 衣「え?うん」バサァッ 透華「そう、これこそが!裸コート!……とは少々異なりますが、半ばそんな感じですわ!」 一「ちゃんと下に僕の服きてるじゃないかー」 透華「同じようなもんでしょう」 一「」 透華「で!!いかがですか!」 京太郎「いや、なにがですか?」 透華「えっ」 京太郎「えっ」 衣「むー、ごわごわするぞ。とうかー脱いでもいいかー?」 透華「えっ」 衣「えっ」 透華「…グスッ」じわぁ 京衣「!?」 透華「わ、わたくしは、グスッ衣のことを思って、グスッ」 京太郎「え、えと、と、とうかさん?」 衣「ど、どうしてないて」オロオロ ツカッ 京衣「!!」 ハギヨシ「京太郎くん、君は私の主を泣かせた。生きてここから帰れると思うなよ?ブチころがすぞ人間」 京太郎「」 ハギヨシ「衣様は、お仕置きです」ニッコリ 衣「」 ------ 【プール日和】 龍門渕家別館 温水プール 衣「うにゅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「温水プール、か。実家で入って以来だなー」チャプチャプ 透華「あら、家にプールがあるんですの?」 京太郎「こんなに大きくはないですけどね。カピバラ買うのに必要だって、 親父が増設したんですが、品種改良カピバラだから必要なくて、俺がよく遊んでたんですよ」 衣「はにゅぅうぅぅぅ」ぷかぷか 透華「まぁ、カピバラ。ぜひ一度みてみたいですわねー」 京太郎「写真ならありますよ、今度持ってきます」 衣「くぎゅぅぅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「……衣さん、さっきから奇声をあげながらぷかぷかしてますね」 透華「ま、まぁ別に溺れてるわけでもないし」 ザブン! 京透「」 透華「み、みみみ、水に飲み込まれた!?ここここころもぉーーー!!」 京太郎「ッ!」ザプンッ! ロ…コロ… コロモッ! 衣「……ん?」パチッ 透華「あぁ!目を覚ましましたのね!衣!」ギュッ 衣「え、ぁ、すまん透華、寝てた」 透華「違うんですの!貴女は溺れて気を失っていたんですのよ?覚えていません?」 衣「えっと、覚えてるぞ?だから言ってるだろう。寝てしまった」 透華「……えっ」 衣「浮いてたら気持ち良くて、寝ちゃった」テヘッ 衣「」ピクピク 透華「さ、さすがにげんこつくらいは許されますわよね?」 京太郎「いーんじゃないすかねー」 透華「あ、須賀くん。言いそびれていましたが、衣を助けていただいて、ありがとうございました」ぺっこりん 京太郎「いや、いいですよー別に。」ぽけーっ 透華(……?何やらぼーっとしてますわ。非日常な体験をしたからでしょうか?) 京太郎(人口、呼吸)ぽけーっ ------ 【ともきーへん】 京太郎「んー、今年ももうすぐ終わりですねー」 ハギヨシ「ですねぇ。街はクリスマスムード一直線ですよ」 京太郎「しかし、いいんですかねえ?」 ハギヨシ「なにがですか?」 京太郎「まだ半分もスレ進んでないのにもうすぐクリスマスネタなんて。前回は800くらいだったのに」 ハギヨシ「は?」 京太郎「こちらの話です」 ハギヨシ「そ、そうですか」 京太郎「しかし、八月後半からやたらと龍門渕と縁があるなぁ。何回遊びに行っただろう」 ハギヨシ「14回ほどでございます」 京太郎「あれ?意外と少ないなー」 ハギヨシ「週末以外はなかなかこれませんからね。さ、つきました」 京太郎「あ、ありがとうございます」 京太郎「失礼しまーす」ガチャ 「お、待っていたぞきょうたろー」ピョーンギュッ 京太郎「おわ!衣さんずいぶんと背丈、が……」 智紀「えへへー」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「な、なんだこれは」 京太郎「な、なにしてはるんですか智紀さん」 智紀?「んー?いつもしてるだろ?頭スリスリーって!」スリスリ 京太郎「いや、それは衣さんでしょう?」あせあせ 智紀?「んー、だからだ!」 京太郎「いや、なにが?」 智紀?「衣は今、智樹と入れ替わってるぞ!」 京太郎「!?」 「あ!きょうたろー!」ギュッ 京太郎「な、なんだ!?」 透華「よくきたな!」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「」 とーかへんも同時上映! 京太郎「な、な、な、な、な!?」わたわた 透華「ん?いつもは頭撫でてくれるのにどーしたんだ?」 京太郎「ままままさかあなたも!?」 ハギヨシ「オカシイ、コンナコトハユルサレナイ」 透華「きょうたろー、どうしたんだ?///」キュウッ 京太郎(あれ、しがみつく力が弱い) 智紀「いつもとようすがちがうぞー?」グリグリ 京太郎「こっちは積極的ぃぃぃぃぃ!!」 ハギヨシ「なぜ、どうして、こんなことに」ブツブツ 京太郎「助けてと言うのはおかしいから言わない!誰か状況を説明してぇぇぇぇ!!」 ガチャ 衣「むー、うるさいぞ」 ハギヨシ「ん?」 京太郎「あれ?」 透・智「あ」 衣「あーーーー!!きょうたろーになにをしてるんだふたりともー!」 透華「あ、あの、これはその」 智紀「え、えと」 京太郎「こ、衣さんといれかわってるんじゃ?」 衣「いれかわる?なにをいってるのだきょうたろー、そんな怪奇はありえない」 京太郎「」 ハギヨシ(つまりお二人は衣様の真似をして、須賀くんに抱きついたんですね?) ハギヨシ(事態が悪化したじゃねーか!!)ガンッ!! 衣「衣もギュッてするー!」むぎゅう 京太郎「えっちょっまっ!?」 透華「こ、こうなったらやけですわ!うぁぁぁ!!」クンクンペロペロ 智紀「ま、いっか」ぐりぐりむにむに 京太郎「にゃあああああ!!!!!」 ------- 【ヘルカイザーコロタン】 透華「さぁーはじまるざます!」バァーン! 衣「とーか、扉は静かに開けないか」 透華「あら、ごめんあそ、ば……し」 衣「……?何をじっと見つめている、牌が透けて見えるのか?」カイザァーー 透華「うわぁぁぁぁあああ!!」 ヘルカイザー衣! 大騒ぎ編 透華「なんなんですのもー!?須賀くんに文句いってやる!」prrrr 透華「もしもし須賀くん!?どういうことですの今日の衣の格好!?」 須賀『え?格好って、寝巻きとかだったんですか?』 透華「違いますわ!コートですのコート!あなたと同じコート着てましてよ!?」 須賀『え?俺のせい?』 透華「とにかく一度見にきてくださいまし!」 須賀『え、おれ今日学校』 透華「公欠にしてあげますから!至急今すぐ早くハリーハリーハリー!」ガチャン 透華「ハギヨォーーーーシ!!」 ハギヨシ「いってまいります、透華お嬢様」 透華「あとは須賀くんがくるまで衣を愛でるだけ」スリスリ 衣「にゃー!スリスリするなー!」パタパタ 京太郎「で?」 衣「」正座 透華「」正座 京太郎「なんで衣さんが俺のコート持ってるんですか?そしてなぜ透華さんは盲目的に俺を疑ったんですか?」プンスカ 京太郎「まず透華さん」 透華「だって、あんな変なコートを衣が着るわけないと思って…だとしたら須賀くんにしか心当たりなくて……」しょんぼり 京太郎「しばらく俺の作ったお菓子は抜きです」 透華「そ、そんなぁ!?やめてくださいまし!なんでもしますからぁ!」 京太郎「つぎにー、ころもさぁーん」 衣「うっ」ビクッ 京太郎「なぜ、俺の、コートを、持っていたんですか?あのコートは特注品で、世界に二つとないはずです」 衣「う、うぅ」 衣「き、きょうたろーのこーと、かっこよかったから」ブルブル 京太郎「許します」 衣「ぇ?」 透華「!?!?」 京太郎「ころもさんいいこー!もうそのコートあげちゃう!俺もう一着作るからいいですよあげちゃう!」ナデナデ 衣「や、やったぁ!ありがとうきょうたろー!」キャッキャッ 透華「あの……なぜ、衣をお許しに?」 京太郎「コートです。俺のコートを褒めてくれました」 透華(そ、それだけぇーーーー!?) 京太郎「これで、俺と衣さんだけの、コートですね」 衣「うん!」 透華「そ、そんなぁーーーー!!」 純「あのコート、かっこいいよな、俺も作ろうかな」 一「正気?」 智紀「腕に、大きなアクセサリーつけなきゃ、ね」 カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4398.html
京太郎「何やかやで荒川さんとデートすることになった……ナンデヤ」 京太郎「どこで情報を手に入れたのか、説明を求めに来た連中と対局して逃げ切り……やっと辿り着いたぜ待ち合わせ場所」 京太郎「大阪?長野の往復切符で俺の財布がマジピンチな件について……」(説明終了 憩「やっほー、お待たせ京太郎君ー」 京太郎「荒川さん、お久し振りっす!」 憩「今日はごめんな、急にデートしようなんて言って呼び出して」 京太郎「いやー、大丈夫ですよ……ええ、ホント」 憩(ぜ、全然大丈夫そうに見えへんやけど……) 憩「…………」(キョロキョロ 京太郎「どうしたんですか、辺りを警戒して」 憩「いや、別に?ちょう、どっからともなく顔見知りが現れたりせんやろか思って」 京太郎「ああ、確かに大阪ですし園城寺さんとか愛宕のお姉さんとか出てきそうですよね」 憩「そうそう、千里山の怜さんなんか、物陰からじーっと見つめてて目があったら『え、えへ、来てもうた……』とか言いそうやね」 京太郎「……………………意外とアリだな」(ボソッ 憩「え」 京太郎「え?」 京太郎「……じょ、冗談ですよ、冗談」 憩「な、なんやビックリさせんといてーや、もー」 憩「とにかくまあ、うちとしてはせっかくのデート。邪魔されんと楽しみたいってわけよ」 京太郎「あ、あんまりデートって繰り返されると恥ずかしいものがありますけどね」 憩「ふふん、そこを笑顔で堪えるんがエエ男ってやつよ♪」 憩「あ、ところで今日のうちはいつものナース服やのうて、普通の私服なんやけど……どない思う?」 京太郎「すごく……すばらです」(ざわっ……! 憩「……京太郎君、感情込めんのに顔濃くすんのやめてーや」 京太郎「え?」(ナニイッテンノ 憩「え……」(ナニソレコワイ 憩「……コホン、したら場所変えよか。今日は大阪のええとこ全部連れてったるからね!」 京太郎「ぜ、全部はさすがに無理があるんじゃ……」 憩「えーから、えーから。ほら、手ぇ繋いで!」 京太郎「うわ、っと……!」 憩「……こーいうんは照れるけど、たまにはええでな?」 京太郎「えっと、荒川さんがそうしたいのなら……俺としては歓迎といいますか――」 憩「そこは、ちゃんとうちのこと名前で呼ばなあかんとこやで?」(ジッ 京太郎「……憩さんのお望みのままに」 憩「フフッ、キッザやね。でもまあ、今日はそれで許してあげるわ」 憩「もちろん、最後の最後に勝つんわうちやから、そこんとこ忘れたらアカンよ?」 京太郎「そんなに熱烈な宣言されると困りますね……嬉しすぎて」 憩「じゃ、行こか!」 二人は歩き始める、大阪観光デートという名の道を。 憩「うちらの恋路はここからや――!」 終われ。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4342.html
京太郎「はー、温泉はやっぱいいなー」カポーン 京太郎(急に戒能さんから誘われたときは迷ったけど、来て良かったー) 京太郎「しかも貸切状態といっても差し支えないほどに空いてる!」 京太郎「極楽極楽ー」 ガララッ 京太郎「他のお客さん入ってきちゃったか……」 良子「……」ペタペタ 京太郎「えっ、良子さん……?」 京太郎(しかも何故かスク水姿……) 京太郎(立派なおもちで胸の「かいのう」と書いてある字が歪んでいる……) 京太郎「あの、その格好は一体……」 京太郎「ってそもそもなんでここにいるんですか!?」 良子「ノーウェイノーウェイ。渡したチケットにはちゃんと混浴と書いてあったはずだが」 良子「だからこそこうして水着を着てきたというのに」 京太郎「水着のチョイス間違ってません!?」ザバァ 良子「なななななぜ!?君はタオルしか身に着けていないの!?」 京太郎「あっすみません!」バシャ 良子「……///」 京太郎「いや、勘違いしてたっていうか……。俺もう出たほうがいいですよね」 良子「いや、ノープロブレム」 良子「私としても京太郎とここに来るのを楽しみにしていたわけだし、少しくらいなら我慢するから」 京太郎「えっ」 良子「何を驚いてるの……?そうだ、せっかくだし背中でも流してあげよっか」 京太郎「いやいや、大丈夫ですって!」 良子「よいではないかよいではないか」グイグイ 京太郎「良くないです!ってなんだこの力!?」 ―――― ―― ― 良子「痒いところとか無いかな?」ゴシゴシ 京太郎「……無いです」 良子「そうか、ならシャワーを、っと」 京太郎(シャワーのノズルをつかもうとして前に出てきてるからオモチが背中にっ!?) 良子「?京太郎、どうかした?」 京太郎「い、いえっ!なんでもないです」 良子(なるほど)ニヤ 良子「あー石鹸がすべったー(棒)」 良子「そーりー、京太郎」フニョン 京太郎(ま、またおもちの感触がぁぁぁぁ!?) 良子(これ、おもしろいなぁ) その後、戒能さんにさんざん弄ばれて温泉を楽しめない京ちゃんでした。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6284.html
番外編 成香と京太郎 チンピラQ「だからさ、俺達とちょっとお茶しないって誘ってるだけなんだよ」 チンピラW「相変わらずQはロリコンだな…まあ、上物だから俺も味見はするけどな…ガハハハ」 成香「えっ、いや、私はこれから…」 チンピラQ「えっ、なに?俺の誘い断っちゃう訳?うわー、傷付いた…俺の心傷付いたよ!」 チンピラW「Q!そんなに悲しむな、きっとこの上物は俺達と遊んでくれる…なあお嬢ちゃん?」ゴゴゴ… 成香(うっ、うう…誰か助けてください) バタン←恐怖のあまり気絶 チリンチリン… ??「あっ、やばい目の前のゴミを引きそうだ(棒読み)」 ゴン! チンピラQ「なっ…痛ぅぅう!」 バタバタ←自転車が衝突してのたうちまわる。 チンピラW「お前、なにしてくれとるんじゃ!!」 京太郎「嫌だな…偶々、汚物を引いただけでしょ。怒らないでくださいよ」 チンピラW「このガキが、なめ腐りやがって!」 バン…←京太郎の顔を殴るが京太郎は一切動かない 京太郎「よし、これで正当防衛だ…覚悟しろよ、チンピラ…お前は手を出しちゃいけない人に手を出した!」 バキ…ドキ…ガタ…ボキ… ーーーーーーーー 成香「あ、あれ…ここどこ?」 京太郎「あっ、気が付きました?」 成香「す、須賀君!」 京太郎「どうかしました?」 成香「うんうん…なんでもないよ」 京太郎「そうですか」 成香「あの須賀君、私お茶が飲みたい…」 京太郎「あっ、待っててください、今すぐに煎れますから」 成香(須賀君の顔があざだらけだった。ごめんね、須賀君) 京太郎「はい、お茶です」 成香「あ、ありがとう」 ズズッ。 成香「す、須賀君も良かったらどうですか?」 京太郎「いや、おれはいいっすよ」 京太郎(口を切って飲めないなんて言えない) 成香「……こっちにきてもらえすか?」 京太郎「えっ、はい」 トボトボ… 成香「…」 ピタ←京太郎のあざにさわる 京太郎「…っ!」 成香「ありがとうございます、須賀君」 京太郎「な、なんの事か…」 成香「…これはお礼です」 チュ…←ほほにする 成香「いつも感謝してるんですよ?」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2256.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1382515957/ 京太郎「いやあのただ手が触れ合っただけでそんな責任とか」 健夜「てててて手が触れ合ったんだよ!?何でそんなに冷静なの!?」 京太郎「おもちだったらまだしも手ですし…」 健夜「おおおおももちち!?完全に妊娠するよそれ!!!」 京太郎「へー…んっ?」 健夜「ふぇ?」 京太郎「えーっとですね、自分買い出しですのでホテルに戻るんでそれじゃ」 健夜「ホホホテル!?私に何をするつもりなの!?ていうか逃がさないからね!」 京太郎「えっいやでも…」 健夜「私にあんなことしといて逃げるつもりなの!?」 京太郎「別にそういう訳では…」 健夜「とにかく絶対に逃さないからね!!」 京太郎(どうしようこれ…) 京太郎「とにかくホテルに戻らないといけないのでついてきて下さい」 健夜「わかったよ…覚悟を決めるね……」 京太郎(なんの覚悟なんだろう…)テクテク ???「ふんふーん☆」テクテク 京太郎「」ドンムニュッ ???「あいたー☆」ドンムニュッ 健夜「京太郎だいじょう…ってあわわわわわわ…」 京太郎「いてて…大丈夫ですか!?」ムニュ ???「いたた☆大丈夫ですよ☆ってえっ…」ムニュムニュ 京太郎「うわわわ!!すみません!!」ガバッ ???「……」ボーゼン 健夜「京太郎にはやりちゃん大丈夫!?」 京太郎「はやりちゃんって牌のお姉さん!?」 はやり「……さい☆」ボソッ 京太郎「えっ」 はやり「妊娠したので責任とって下さい☆」 京太郎「え…………えっ」 健夜「あわわわわわわ……」 はやり「さあこの紙に名前と住所を書いて下さい☆」つ婚姻届 京太郎「えっあのっあれっ??」 健夜「京太郎浮気…?」ズズズ… 京太郎「浮気!?いやあのそうではなくて…」 はやり「健夜さんと付き合っていたのでしょうか?☆」ズズズ… 京太郎「え、あのですね…」 健夜「浮気は許さないよ…」ゴッ はやり「男の子ですので責任は果たさないと☆」ゴッ 京太郎「うわーなんだこのじょうきょうは」 京太郎「あの!とりあえずホテルに戻らないと買い出しが…」 はやり「ホテル!?☆もう二人目作るのですか☆私は構いませんよ☆」 健夜「違うよ…私と将来について『色々』話し合うんだよ…」ゴッ はやり「えー☆それはないと思いますよ☆」ゴッ 京太郎「とにかくホテルに戻るのでお二人ともついて来て下さい!」ブルブル 健夜「全く京太郎はせっかちなんだから…」 はやり「男の子だからそれくらい積極的じゃないと☆」 ホテル 京太郎(本当にどうしようこの状況…)テクテク はやり「元気に育ってくださいね☆」サスサス 健夜「私も早く子供欲しいな京太郎」チラッチラッ 京太郎(部長たちになんて言えばいいんだ…)テクテク ??「喉乾いたっ」プンスコテクテク 京太郎「うわっ!?」ドンッチュッ ??「しょうとつっ」ドンッチュッ 健夜「京太郎っ…え……」 はやり「☆」 京太郎(…うん?なんか目の前に女性の顔が…って!?) 京太郎「うわわ!?すみませんすみません!大丈夫ですか!?」 ??「……」ボーゼン はやり「野依…ちゃん?☆」 健夜「これは…」 野依「……ん」スコ 京太郎「?」 野依「せきにんっ」プンスコ 京太郎「え」 野依「キスっ」プンスコ 野依「妊娠っ」プンスコプンスコ 野依「夫婦っ」プンスコプンスコ 野依「結婚っ」プンスコプンスコプンスコ 野依「婚姻届っ」プンスコ 野依「書くっ」つ婚姻届 京太郎「」 健夜「は?」ズズズ はやり「んー☆」ズズズ 野依「なにっ?」ズズズ 健夜「京太郎は私と結婚するんだよ…」ゴッ はやり「いやいや☆私とですよ☆」ゴッ 野依「わたしとっ」ゴッ 京太郎(あこれ死んだわ)ブルブルブルブル 京太郎(震えてるだけじゃダメだ!男だろ京太郎!何とかしなくちゃ!) 京太郎「あの!お話中すみません!まずはホテルの部屋に荷物を届けないといけないんです!(現実逃避)」 野依「ホテルの部屋っ」プンスコ 京太郎「ん?」 野依「だいたんっ」プンスコ 京太郎「ですよねー」 健夜「最初は私でいいよね。妊娠してないかもだし」ズズズ… はやり「何言ってるんですか☆私ですよ☆」ズズズ… 野依「わたしっ」プンスコズズズ… 健夜「一人いないけど高校の時みたいにもう一度麻雀楽しませようか?」ゴッ はやり「あの頃とは違います☆」ゴッ 野依「返り討ちっ」プンスゴッ 京太郎(ここが地獄か…)白目 京太郎(カピー抱いて寝たいな) 健夜「今どきのナウでヤングな若者には私みたいに童顔で程よい肉付きのが一番いいんだよ!」ゴッ!! はやり「いやいや☆私みたいに童顔でおもちの大きな女性のほうがいいですよ☆」ゴッ!! 野依「私が一番っ」プンスゴッ!! 京太郎(もうどうなってもいいや) 京太郎「とりあえず一緒に部屋について来てくれる人が好みのタイプで… 健夜「なにしてるの京太郎!早く行くよ!」ゴァッ!!! はやり「早く来ないと置いてっちゃうぞ☆」ゴァッ!!! 野依「はやくっ」プンスゴァッ!!! 京太郎(あっちょっともれた) 部屋 京太郎「買い出し行ってきましたー」コンコン はやり「この部屋で色々しちゃうのですねー☆」 健夜「いい?最初は私だからね?」 野依「わたしっ」プンスコ 久『入っていいわよー』 健夜「ん?」 はやり「んん?☆」 野依「女の子の声っ」プンスコ 京太郎「失礼します。買い出しに行ってきた…んですけど…」ガチャ 和「おつかれでした須賀君」 まこ「おうおつかれ」 優希「早くタコスを渡すんだじょ!」ガバッ 咲「遅かったね京ちゃん」 優希「タコスはやく!」ギュー 京太郎「タコス娘慌てんなって」 健夜「京太郎ちょっと…」クイ 京太郎「え、いや品物渡さないと…」 久「ちゃんと買ってきた…って小鍛治プロ!?」 はやり「いいからちょっと☆」クイクイ 和「牌のお姉さん!?」 野依「はやくっ」プンスコグイグイ まこ「野依プロもじゃ!」 咲「……」ジー 京太郎「あの…買ってきたもの渡さないといけないので手を離してもらえないでしょうか…?」ブルブル 健夜「どういうことこれ」ズズズ… 京太郎「どういうことって… 野依「せつめいっ」ズズズ… 京太郎「同じ高校で… はやり「浮気なのかな☆」ズズズ… 京太郎「浮気って… 咲「……『京ちゃん』なにがあったの?」ズズズ… 京太郎「咲?なんか雰囲気が… 健夜「『京ちゃん』…?」ゴッ はやり「ふーん☆」ゴッ 野依「仲良さげっ」プンスゴッ 優希「じょ?…この空気はまずいじょ!?」ババッ 久「…なんか面白そうな雰囲気ね」 まこ「お前さんは本当に…」 和「咲…さん…?」 京太郎「あの…咲とはおさなな 咲「『京ちゃん』の友達に『嫁さん』って言われたことあったよね」ゴッ 京太郎「ファッ!?」 健は野「「「嫁さん!?」」」プンスゴゴゴッ 京太郎「あのそれは 健は野「「「どういうこと!!??」」」プンスゴァッ!!! 京太郎「」 和「どうしましょうこれ…」ブルブル 優希「こわいじぇ…」ブルブル まこ「大丈夫じゃけえ」ギュッ 久「あはははははwwwwwwwwww」バンバン まこ「わしが守っちゃるから安心するんじゃ」ギュー 和「まこ先輩…」ダキッ 優希「染谷先輩…」ダキッ 健は野「「「説明っ」」」ガクガク 京太郎「あのっそんっなにっ揺らっさっないでっくださいっ」 咲「あんまり京ちゃんを虐めないでください」 健は野「「「……」」」パッ 京太郎「ゴホッゴホッ…助かったよ咲」 咲「いいんだよ京ちゃん、なんせ周りが認める嫁さんだからね……」フフッ 京太郎「…ん?いやだからよめさ… 健夜「……よく考えたら妊娠もしてないが嫁さんなわけないよね」ニコッ はやり「そうですね☆ということは確実に妊娠した私が嫁さんですね☆」ニパー 野依「私が嫁さんっ」プンスコ 咲「え……え!?」 京太郎「あのそれは 咲「私以外にも妊娠させた人がいるって京ちゃんどういうこと!?」 京太郎「え!?どういうことだそれ!?」 健夜「どういうこと!?」グイグイ 野依「せつめいっ」プンスコ はやり「早く☆」 咲「頭を何度も撫でたでしょ!もう妊娠確実だよ!」 京太郎「」 健夜「」 はやり「」 野依「」 久「wwwwwwwwwwwwwwッホッゴホッ…wwwwwwwwww」 和「……なんかすごいですね」ヒソヒソ 優希「さすがにそれはないじぇ」ヒソヒソ まこ「純情じゃな」ヒソヒソ 京太郎「あのな…咲それは…」 健夜「待って、私が説明する」 京太郎「小鍛冶プロが?」 健夜「健夜って呼んで。もしくはハ、ハニー…」 はやり「そういうのいいですから☆」イラッ☆ 野依「年齢考えてっ」プンスコ 健夜「あなた達も同類だよ!」 京太郎「あの、それで説明は…」 健夜「あ…ん゛ん゛っ!あのね咲ちゃん」 咲「何ですか?というよりなんで私の名前を知ってるんですか?」 健夜「それは解説というのもあるし、何より印象に残ってるからね」 はやり「あの嶺上開花は良かったよ☆」 野依「きれいっ」プンスコ 咲「ありがとうございます。それで説明とは?」 健夜「あ、それはね、お腹は冷やしちゃダメだよ?ちなみに私はほぼ妊娠してるって感じかな」サスサス はやり「頭を何度も撫でられるなんて妊娠確実だからね☆私も妊娠してるからお腹は守らないと☆」サスサス 野依「健康第一っ」プンスコサスサス 京太郎「」 和「」 優希「」 まこ「」 久「もwwwwwwwwwうwwwwwwwwwwwダwwwwwwwwwwメwwwwww死wwwwwwwwwwwwwwwぬwwwwwwwwww」 咲「あ、ありがとうございます!皆さんも気をつけてください!でも嫁さんは私ですからね!」 健夜「ありがとうね。でも京太郎の嫁さんは私だよ」 はやり「ありがとう☆でも京太郎くんは私のダーリンかな☆」 野依「京太郎は私のっ」プンスコ 京太郎「」 ワイワイガヤガヤ まこ「…京太郎が死んどるな」 優希「惜しいやつをなくしたじぇ」 久「wwwwwwwwwwww…ッハー久しぶりにこんなに笑ったわ」 和「部長笑いすぎです。それに須賀くんはまだ死んでませんよ」 久「すごく気の毒なんだけど見ててとても楽しくってwwwwww」 まこ「ほんっとうに部長は……おっそうじゃ、これから部長が助け舟出せばいいじゃろ」 久「wwwwwww…………え!?ちょっと!?!?」 和「いいですねそれ」 優希「私は賛成だじぇ!」 まこ「じゃろ?いい案だと思うんじゃが」 久「さすがの私でもあの中に飛び込むのは無理よ!」 優希「あんな嵐の中に飛び込むとかさすが部長だじぇ!」 和「尊敬します」 久「やめて!」 まこ「ほら罪滅ぼしじゃ」 久「…わかったわ、でもちょっとだけ作戦練らして」 久「…………」ジー 咲「子供は男の子と女の子どちらを望んでますか?」 健夜「うーん…私は女の子かな。ほら一姫二太郎って言うし」 はやり「私はだんぜん男の子だよ☆牌のお兄さんを目指してほしいからね☆」 野依「どっちでも大事にするっ」プンスコ 京太郎「」 久(咲以外は全員プロ…とりあえず咲には後で正しい性知識をロッカーの中で教えるとして…) 久(プロ達はどうしよう…ていうかなんでこんなにプロが集まってるんだろ?) 久(ああそうだ大会の解説か……ん?解説?…解説!) 久(これよ!いくわよ私!悪待ちは得意じゃない!) 久「あのー…ちょっとよろしいかしら?」 咲「部長?」 久「ああいや、ちょっとプロの方たちに用があって…」 健夜「ん?なにかな?」 久「えっとですね、どういえばいいか…」 はやり「ゆっくりでいいよ☆」 久「ありがとうございます」 野依「落ち着いてしゃべるっ」プンスコ 久「わかりました」 久「あの、解説の時間は大丈夫なのでしょうか?」 健夜「あ」 はやり「あ☆」 野依「あっ」プンスコ 久(これでいいはず!あとはアナウンサーの方が正しい性知識を授ければ大丈夫!) 健夜「あわわっ、こーこちゃんに怒られる!またね京太郎!」バタバタ 京太郎「え、あ、はい」 はやり「私も早く行かないと☆またねダーリン☆」バタバタ 京太郎「え、あ、はい」 野依「またねあなたっ」バタバタ 京太郎「え、あ、はい」 咲「私負けませんからねー!」 京太郎「……うん?」 まこ「結局先送りしただけじゃろ」ジー 和「部長…」ジー 優希「部長…」ジー 久「この場はああするしかなかったのよ!」アタフタ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ふくすこ解説室 健夜「ごめんこーこちゃん!遅れちゃった!」バタバタ 恒子「遅れた罰として夕飯はすこやんのおごりだねー」 健夜「うえぇ!でも仕方ないか」 恒子「そうそう。素直におごりなさい……ってなんか機嫌よさそうだねすこやん」 健夜「え、そう?こーこちゃんにはわかっちゃうかな」 恒子「え!?なになに?なにがあったのすこやん!?」 健夜「えっとね…あ、もう始まるよ」 恒子「え、うわー!あとで絶対に教えてもらうからね!」 恒子「女子麻雀インターハイの解説は」 恒子「ふくよかじゃないスーパーアナウンサーの私と!」 健夜「えっと、すこやかじゃないけど、これからすこやかにならないといけない小鍛治健夜でお送りします」 恒子「ほう、すこやん挨拶が変わってるけどどしたの?」 健夜「うん、妊娠してるかもしれないから健やかになって丈夫な子供を産まないと」 恒子「へー……ヘ?……ぅえ!?なにそれどういうことすこやん!!」 健夜「えへへ…えっと、私、小鍛治健夜はこの度、妊娠したかもしれません!」 恒子「え!?相手は誰!?ていうかいきなり過ぎ!!」 健夜「いきなりでごめんね。えっとお相手は清澄高校一年生の須賀京太郎です!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ 野依プロと村吉みさきアナウンサーの解説室サイド 野依「ごめんなさいっ遅れたっ」バタバタ 村吉「もうすぐ始まりますよ」 野依「大丈夫っ」ニコニコプンスコ 村吉「あれ?なにか良いことでも?ってもう始まりますね」 村吉「高校女子麻雀インターハイ、これから始まります」 野依「怒るのは赤ちゃんに悪いからっ」ニコニコサスサス 村吉「そうですね、赤ちゃんに悪い……はい!?赤ちゃん!?」 野依「妊娠したっ」ニコニコサスサス 村吉「え!?誰がですか!?」 野依「わたしっ」ニコニコサスサス 村吉「はえ~…は!?………相手は誰でしょうか?」 野依「清澄高校っ」ニコニコサスサス 野依「一年生っ」ニコニコサスサス 野依「須賀京太郎っ」ニコニコサスサス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ 瑞原はやりサイド アナウンサー「今日までの試合、瑞原プロの目でご覧になって印象に残った高校はありますか?」 はやり「優勝予想といいますか!」 はやり「はやりが一番戦いたくないチームは初出場校の―――」 はやり「有珠山高校ですっ☆」 アナウンサー「なるほど。それでは個人的に応援している高校はありますか?」 はやり「清澄高校ですっ☆」 アナウンサー「それはなぜでしょうか?」 はやり「ダーリンの悲しむ顔を見たくないからです☆」 アナウンサー「ダーリン…ですか?」 はやり「はい☆ダーリンの子供産みます☆」 アナウンサー「………………なるほど。お相手は高校生でしょうか?」 はやり「はいっ☆清澄高校の一年生☆」 はやり「須賀京太郎くんですっ☆」 京太郎「」 和「」 優希「」 まこ「」 咲「」 久「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 京太郎「」 和「これは…」 優希「すごいじぇ…」 まこ「プロって凄いんじゃな…」 咲「私も負けてられない!」 久「wwwwwwwwwwwッホウェッホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 京太郎「」 まこ「まあ頑張りんしゃい」 和「もし何かあった時にはお父さんを紹介します」 優希「ほら…タコスでも食べて元気出すじぇ」 久「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 咲「…………」ブツブツ 京太郎「……す」 まこ「うん?なんか言ったか京太郎」 京太郎「……ます」 和「??須賀君聞こえませんでした」 京太郎「死にます」 優希「!?京太郎を抑えるじぇ!!」ガバッ 咲「ふぇ!?わわ私も!!」ガバッ 久「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 京太郎「離してくれ!俺は死ななきゃならないんだ!!」 咲「絶対に離さないからね!!それと私一人に任せて優希ちゃんは離れて!妊娠するから!!」 優希「あ、はい」サッ 久「ッホッゴホッヒューッヒューッ………wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 まこ「部長は笑いすぎじゃ」 久「だってwwwwwこんなのwwww笑いをこらえるの無理よwwwwwwwwwwwwwwwwww」 まこ「これ部長を訴えたら勝てるじゃろ」 和「ちょっとお父さんに連絡しますね」ゴソゴソ 優希「よろしく頼むじぇのどちゃん」 久「ちょちょちょちょっと!私のせいなの!?」 まこ「部長一人のせいではないけど、プロ達の最後の一押しは部長じゃ」 久「そんな」 まこ「助かりたかったらまず京太郎をなんとかせい」 久「また!?」 久「……わかった。今度こそなんとかするわ」 まこ「それでこそ部長じゃ」 優希「部長カッコイイじぇ!」 和「頼みます」スチャッ 久「頼むから携帯をスタンバらないで」 久「…………」ジー 京太郎「うおおおおおおおおおお!離せ咲!俺は死ぬべき人間なんだ!!」バタバタ 咲「絶対に離さないからね!!私のためにも!!なにより産まれてくる子供のためにも!」ギュー 咲「あ…こんなに密着してるから二人目の妊娠も確実だね京ちゃん……」ギュー 京太郎「うわああああああああ!!!こんな世界に居たくないんだああああああ!!!」バタバタ 久「…………」ジー 久(見れば見るほど、聞けば聞くほど笑えてくるわねこれ) 久(うーん、どうしようかしら) 久(本当に何も思い浮かばない…というより笑いをこらえるのに精一杯よ) 久(私では無理ね。ということはとりあえず拘束かしら) 久(うーん…拘束するにも誰に助けを呼べば……) 久(あ、あの人を呼べばいいじゃない!!) 久「……」ピポパポ まこ「うん?どこに電話しちょるんじゃ?」 久「ちょっとね…あ、もしもし?今大丈夫?いきなりで悪いんだけど手伝ってほしいことが…」 久「あああれ見てたのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 久「wwwwwwwウェッホッwwwwwwwwwwwww」 久「エフンエフンッ…ああごめんね。見てたのなら話は早いわ。」 久「……ええ、そうよ。お願いするわね。それじゃあまた後ほど」ピ 和「…部長、誰に電話したんですか?」 久「すぐに分かるわ」 優希「一体誰を呼んだんだじぇ?」 久「ふふ、まあ大丈夫よ」 まこ「和、携帯はスタンバイしたままで頼む」 和「わかりました」 久「私ってそんなに信用ないの!?」 まこ「麻雀や普段に関しては信用しとるが、これに関してはのう…」 久「全く酷いわみんなして!」プンプン まこ「かわいこぶってもダメじゃ」 京太郎「来世ではまじめに人生を歩むんだ!だから死なせてくれ!!」バタバタ 咲「京ちゃん、一人目の名前は咲のさに京ちゃんのよをあわせてさよでいいかな?…あ、今赤ちゃんがお腹蹴った……」ギュー ??「お待たせいたしましたわ!」 久「遅かったじゃない龍門渕さん!」 透華「これでも急いできたんですのよ!」 久「それで例の人たちは?」 透華「もちろん連れてきましたわ!」パンパン ハギヨシ「ここに」シュンッ 一「鎖の準備は万端だよ。この件に関しては須賀君には同情するけどね」 純「おーあいつが須賀かー!大変だなあいつも」 久「あれ?天江さんと沢村さんは?」 透華「智紀はネット掲示板が祭り状態だとかでパソコンから離れられいらしいですわ」 透華「衣はお昼寝ですわ!」 久「まあ仕様がないわよね。とりあえずあそこの男性を拘束して欲しいの」 透華「龍門渕に不可能はありませんわ!ハギヨシ!!」 ハギヨシ「鎖で拘束いたしました」シュンッ 優希「一瞬消えたみたいに見えたじぇ!」 和「そんなオカルトありえません」 京太郎「うがああああ!!鎖を解けえええええ!」バッタンバッタン 咲「私も一緒に巻いてくれればよかったのに……」 ハギヨシ「いえ、これから元気な子供をお産みになりますのに何かあったら大変ですからね」 咲「あ、ありがとうございますハギヨシさん!」 久「……ところでなぜ井上さんも?」 純「須賀ってやつを見てみたくてついて来たんだ」 優希「タコス泥棒は出ていくじぇ!」 和「こらゆーき!せっかく来てくれたのにそんなこと言わないの!!」 優希「う~…」 純「まあオレも悪かったからな。今度タコスおごるから許してくれ」 優希「よし許すじぇ!こっちもごめんだじぇ!」 透華「ところでもうそろそろ試合では?」 久「あ、そうだったわ!みんな早く行くわよ!」 まこ「慌ただしいのう」 透華「私達に勝利したのですから負けるのなんて許しませんわ!」 久「まっかせといて。ほら、咲、行くわよ」テクテク 咲「わかりました…京ちゃん、私達と二人の子供の四人の力で勝ってくるね!」テクテク 京太郎「世界は何で俺に対してこんなに残酷なんだ…誰か助けてくれ…」シクシク 一「ドンマイ」 咲「…あれ?衣ちゃんだ」テクテク 衣「おお!咲ではないか」トコトコ 咲「衣ちゃんこんなところで何してるの?」 衣「ちゃんではなく」 衣「先ほど竜攘虎搏な気配を感じたので探していたんだ」 咲「へー」 衣「うん?それより咲よ」 咲「なに?衣ちゃん」 衣「何かいいことでもあったのか?」 咲「それは…あとで絶対に教えるから今は内緒ね!」 衣「ふむ…それでは楽しみに待っているとしよう!」 ━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ インターハイ決勝 咲「カン!嶺上開花!麻雀楽しい!」ゴッ 智葉「」 咲「カン!カン!嶺上開花!麻雀って楽しいよね!」ゴッ! 淡「ふぇ」 咲「カン!カン!もいっこカン!嶺上開花!お腹の子供も楽しいって言ってるよ!」ゴッ!! 穏乃「え」 咲「ありがとうございました!」ペッコリン 智葉淡穏乃「ありがとうございました」 アナウンサー「全国優勝は初出場の清澄高校に決まりましたー!!!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ スタジオ生インタビュー アナウンサー「本日は3年連続個人優勝の白糸台高校の宮永照さん」 アナウンサー「そして団体戦MVPに選ばれました清澄高校の宮永咲さんをお迎えしております」パチパチ 照「どうもこんにちわ」ニッコリ 咲「ここここんにちわ」ビクビク 照「緊張しなくてもいいよ咲」ボソボソ 咲「あ、ありがとうお姉ちゃん…」ボソボソ アナウンサー「えー、実はお二人は姉妹ということなのですが…」 照「ええ、以前は色々あって確執があったのですが、大会で仲直りいたしまして」ニッコリ 咲「はい、そうです」 アナウンサー「なるほど、仲が良いに越したことはありませんからね」 照「ええ、そうですね」ダキツキ 咲「おお姉ちゃん」カァーッ アナウンサー「本当に仲がいいですね」 照「はい」ニコニコギュー アナウンサー「ところで…清澄高校といえば、今話題になってますね」 咲「……はい」ピクッ アナウンサー「なんでもプロ三人が妊娠したとか、相手は高校一年生だとか」 咲「実はですね…そのことについてこの場でお話したいことがあります」ギュッ 照「咲…?」 アナウンサー「はい、なんでしょうか?」 咲「わ、私も妊娠しました」ポッ 照「」 アナウンサー「………………………妊娠……ですか?」 咲「はい!二人です!」ニッコリ 照「」 アナウンサー「………………これは……」 照「咲!?誰だ!?妹に傷をつけた奴は!?私が絶対に殺してやる……」ギュルルルルルル 咲「お姉ちゃん!そんなことしたら絶対に許さないからね!!」ゴゴゴッ 照「咲!?……わかった…認めるよ……」シュン… 咲「ありがとうお姉ちゃん…」 照「せめて相手は誰で、どういった経緯で妊娠したんだ?」 咲「相手は同じ高校の同級生で京ちゃ…名前は須賀京太郎くんで」ニッコリ 咲「経緯は頭を撫でられたり抱き合ったり(京太郎拘束時)して妊娠したんだ…」ポッ アナウンサー「抱き合ったり…ですか……」 照「な!?頭を撫でられたりなんてそれは妊娠するじゃないか!」 アナウンサー「えっ」 照「えっ」 ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… …… … ────────────── … ……  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ これら一連の報道は瞬く間に日本中を駆け巡り、世界にも発信された 報道を見た人の中には怪しむ者も現れたが、誰も怪物に口答えするものはいなかった とある童貞は血の涙を流して訴えたが、誰もが怪物が恐ろしいので黙殺した この事態に政府も重い腰を上げた それは哀れな童貞を救うものかと思いきや、怪物を支援するものだった なんと特例という怪物支援だったのだ その思惑は、優秀な雀士だが婚期絶望の遺伝子を後世に残すためだとか 怪物が恐ろしいだとかの予想が飛び交ったが真実は誰も知らない そして、5年の月日が経った _________ …… … ────────────── … …… … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ 健夜「それじゃあ行ってくるね」 京太郎「行ってらっしゃい。体には気をつけるように」 健夜「京太郎、行ってきますのチューは?」 京太郎「子供の前では恥ずかしいからダメ」 健夜「京太郎!」ンー 京太郎「ったく…」チュッ 健太「あー!パパとママがチューしてる!」 京太郎「こら!」カァーッ 健太「わーパパが怒ったー」ドタバタキャッキャッ 健夜「もう!…最初は女の子が良かったんだけど男の子もいいね」 京太郎「そうだね…」 健夜「今夜辺り…どう……?」チラッチラッ 京太郎「あ、ほらもう行かないと試合に遅れるよ」 健夜「話題逸らしてもダメだからね!今夜よろしく!それじゃ行ってくるね!」 京太郎「行ってらっしゃい」 はやり「あー☆収録遅刻しちゃいそう☆」バタバタ 京美「ママー☆今日はこの服だっけ?☆」ゴソゴソ はやり「うん☆今日も京美は可愛いねっ☆」 京美「もう☆ママったら☆」 京太郎「ほら、はやりたちも早く行かないと」 はやり「ダーリン☆私ね☆次は男の子がほしいなっ☆」 京美「あたしも弟がほしいなっ☆」 京太郎「そうだね」ニッコリ はやり「きゃー☆それじゃあ今夜はっ?☆」チラッチラッ 京太郎「今夜は健夜だから明日は?」 はやり「それじゃあ明日でっ☆それじゃあ行ってきますのチュー☆」ンー 京美「ンー」ンー 京太郎「うん」チュッチュッ はやり「えへへ…それじゃあ行ってきまーすっ☆」 京美「行ってきまーすっ☆」 京太郎「行ってらっしゃい」 理沙「仕事っ」プンスコ 京理「学校っ」フンスコ 京太郎「あれ?二人共今日って早かったっけ?」 理沙「相手強いから精神統一っ」プンスコ 京理「日直っ」フンスコ 京太郎「ああそうだった。それじゃあ行ってらっしゃい」ニッコリ 理沙「精神統一っ」ンー 京理「せいしんとういつっ」ンー 京太郎「ほら」チュッチュッ 理沙「二人目っ」プンスコチラッチラッ 京理「妹っ」フンスコ 京太郎「明後日な」ニッコリ 理沙・京理「行ってきますっ」プンスコプンスコフンスコ 京太郎「行ってらっしゃい」ニッコリ 京太郎「さって…ねぼすけを起こすか…」 咲「ゥーン…キョウ…チャン…」スースー 左京「パパおはよー」コシコシ 美咲「おはよー」コシコシ 京太郎「よしよし、それじゃあ顔洗ってきなさい」ニッコリ 子供「わかったー」テクテク 京太郎「……」ジー 咲「キョウチャン……ゥーン……」 京太郎「…………」ジー 咲「キョウチャン……アッ…ハゲシッ……」 京太郎「てい」ビシッ 咲「あうっ……んー……」ボー 京太郎「おうおそよう咲」ニッコリ 咲「んー……おそよ…京ちゃん」ニッコリ 京太郎「まったくいつまでたってもねぼすけだな咲は」 咲「むー…今日のは京ちゃんも責任があると思うよ…」プクーッ 京太郎「いやいや、俺になんの責任が…」 咲「昨日の夜」ポッ 京太郎「……すまん」 咲「許しません」プイッ 京太郎「どうしたら許してくれるんだ?」 咲「おはようのキスしてくれたら」ンー 京太郎「…まったくしょうがねえな」ンー 左京「……」ジー 美咲「……」ジー 咲「ふわぁ!?」 京太郎「んあっ!?」 左京「つづきしないのー?」 美咲「らぶらぶー」 咲「もう!」ゴッ 左京「ママが怒ったー」キャッキャッ 美咲「怒ったー」キャッキャッ 京太郎「すげえ…咲のゴッを軽く流してる……」 咲「まったく誰に似たんだか…」ジー 京太郎「なんで俺を見るんだよ…」 咲「さあー?ところで今夜はすこやんだっけ?」 京太郎「ん。…そういやみんなにもう一人欲しいって言われるんだけど咲はどうなの?」 咲「ちょちょちょちょっと京ちゃん!……うーん私は暫くはいいかな…」 京太郎「なんで?」 咲「双子で大変だからね。あ、でも夜のローテーションは守ってもらうからね!」 京太郎「へいへい」 咲「あ!なにその気の抜けた返事は!ゴッ倒すよ!」ゴッ 京太郎「やめてくれよ…ただでさえ家族麻雀やったら最下位になるんだから…」ズーン 咲「京ちゃんは相変わらず弱いままだよね」 京太郎「いやお前らが強すぎるんだって。しかも照義姉さんもしょちゅう参加するし」 京太郎「息子と娘達にいたっては嫁さん達と照義姉さん元龍門渕の人たちや元清澄麻雀部の人たち」 京太郎「和が連れてくる元阿知賀に照義姉さんが連れてくる元白糸台」 京太郎「さらにはプロの人たちが遊びに来てはカツ丼食ったり麻雀やって英才教育していくし」 京太郎「しかも永水にいたっては修行として時々来るし」 咲「すごいドリームチームだよね」 京太郎「その面々と麻雀やってる俺も少しは褒められてもいいんじゃないだろうか…」 咲「……あのさ京ちゃん……今、幸せ?」 京太郎「んー……まあ幸せなんじゃないか?」 咲「……そっか…」 京太郎「相変わらず麻雀は弱いままだし嫁さんたちには尻に敷かれるし」 咲「……………うん」 京太郎「健夜はお姉さんぶってるけどドジで意地っ張りで可愛いところを愛してるし」 咲「…………うん」 京太郎「はやりはいつまでたっても☆が抜けないけど精神的に一番大人で頼り甲斐あって可愛いところを愛してるし」 咲「………うん」 京太郎「理沙は言葉が少なくて子供っぽいけど感情表現が豊かで可愛いところを愛してるし」 咲「……うん」 京太郎「咲はドジで意地っ張りで子供っぽいけど可愛いところを愛してるし」 咲「…私だけ悪いところ多くない?」 京太郎「愛してるんだから気にするな」 咲「もう!」プンプン 京太郎「子供たちは育てるのが大変で、これからどんなふうに育っていくかわからないけど」 京太郎「成長が楽しみでどんなことからも守ってあげたいくらい愛してるし」 咲「うん…」 京太郎「家に遊びに来る人たちは個性豊かで笑いが絶えないし」 咲「うん」 京太郎「だからちゃんと責任をとって今ある人生は」 京太郎「最高に幸せだぞ!」ニッコリ カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4340.html
京太郎(えりさん、腰が弱いのか……) 京太郎(でもこの反応はこう思う所が……)ゾクゾクッ えり「あの。まだ終わらないんですか……ひゃっ」 京太郎「ごめんなさい、もう少し掛かりそうです」ニヤ えり「えっ、もう終わるっていっtあははっ!?」 京太郎「もう少し強くしますよー」 えり「嫌あああああっ!?」 ――― ―― ― えり「も、許して…げんかっ、げんかいだからぁっ!」イヤイヤ 京太郎「そんな事言ってもまだ余裕あるんじゃないですか?」グニ えり「もうくすぐったいの嫌なの…お願い」ウル 京太郎「しょうがないですねぇ…」パッ えり「やっと終わるの……?」 京太郎「……なんちゃってー」グリ えり「ひんっ」 ――― ―― ― えり「あぅ……ひあぁ……」ガクガク 京太郎「反応薄くなってきたなぁ。それ」グイィ えり「ひぃ、あぁ……」アヘ 京太郎「じゃあ時間も時間ですし終わりますねー?お疲れ様でした」 えり「も、ダメ……」ヨダレタラー ※この後本人含めいろんな方面(主にプロ)から怒られました